maneoは2008年に産声をあげた日本国内最初のソーシャルレンディングサービスです。
当初はP2Pレンディング(個人間融資)のモデルでしたが、2011年以降は法人向け融資にビジネスモデルを切り替えています。
▲maneoのトップページ(2017年8月撮影)
maneoは2016年10月に、GMOクリック証券と資本業務提携を提携しているという特徴があります。
他にもVOYAGE VENTURESやSMBCベンチャーキャピタル2号投資事業有限責任組合といったベンチャーキャピタルから投資を受けています。
maneoは最低1万円から投資可能です。
元手資金が少なくとも比較的簡単にソーシャルレンディング投資を始められます。
maneoでは、募集中のファンドについて、サイト上からmaneoへ直接質問を行うことができます。
maneoでは、投資額に応じて会員ステータスを分けています。「ダイヤモンド」から「レギュラー」まであるその会員ステータスにより、特典がありようです。
中には特定のステータスを持たなければ投資ができないファンドも用意されています。
maneoの成立ローン総額は累計786億円超(2017年7月時点)。2位のSBIソーシャルレンディングの2倍以上の金額です。
また、口座開設者数は50,000人を超えています。
ファンドの組成数も多く、それに伴い利回り水準も様々です。
海外や再生エネルギー、不動産などに特化している事業者も多い中、maneoは今までに様々なテーマのファンドを組成してきた実績があります。
そのファンドテーマの幅は国内事業性資金から海外不動産までみられます。
▲maneoのファンド詳細ページ(2017年8月撮影)maneoでは多種多様なファンドを紹介しているため、投資の際はそれぞれのファンド詳細ページをしっかり確認しましょう。
2017年7月末時点から過去3年間にわたり、公表されている貸し倒れはありません。
また、貸し倒れは未だ無いものの、延滞(運用期間を想定より延長すること)は発生しています。
延滞に関する情報はmaneoサービスサイトのお知らせ欄にて、背景や今後の回収見込みとともに確認できます。
なお、maneoで延滞となっていた案件が担保売却により元本回収となったと、maneoの社長である瀧本氏のブログにて触れられています。
2017年3月期における決算では、経常利益3.4億円、当期純利益1.98億円と順調な業績が公開されています。
また、2期連続で増収増益を果たしており、好調な業績推移もみられます。
maneo社の決算分析は以下から。
→2期連続で増収増益 maneoマーケット株式会社の2017年3月期決算を分析
なお、maneoマーケット社は過去に行政処分を受けたことがあります。
maneoの口座をまだお持ちではないですか?
口座開設をしてmaneoのファンドへの投資をはじめましょう!
瀧本社長は慶應義塾大学商学部卒業後、セブンイレブンジャパンに入社。
その後、父親の会社での勤務を経て、中小企業向けファンド運営会社のUBI株式会社に入社。
同社では不動産取引や私募債の調達をはじめとした業務に従事。
2009年にはUBIfinance社を創業。2011年4月、maneo社を買収し、以前のP2Pレンディングから法人向け融資に変更。
その後、2013年9月にはmaneo社、maneoマーケット社の代表取締役に就任。
瀧本社長はブログで情報発信を行っています。 ソーシャルレンディング業界への意見やmaneoに関するニュースといった情報が得られる内容になっています。
また、本や動画を用いて、ソーシャルレンディング投資の口座やmaneoファミリーなどを紹介しています。
→投資レポート ブログ@瀧本憲治maneoで考えられるリスクと安全性についてまとめます。
ソーシャルレンディングに共通するリスクではありますが、主に以下のようなリスクが考えられます。
maneoの貸付先企業が、何らかの理由により債務不履行(返済などの約束が果たせないこと。)となる場合、投資家が損失を被る可能性があります。
maneoが募集するファンドの一部には、担保が設定されています。
このようなファンドでは、貸付先企業が債務不履行となった場合、担保を売却するなどにより貸付額を回収しますが、 担保価値の想定外の下落などにより担保割れが発生した場合には投資家が損失を被る可能性があります。
maneoが募集するファンドの一部には、借り手以外に保証人が設定されているものがあります。
このようなファンドでは、貸付先企業が債務不履行となった場合、保証人が代わりに弁済をしますが、 その保証人も何らかの理由により債務不履行となった場合、保証があっても投資家が損失を被る可能性があります。
maneoおよびmaneoグループが、何らかの理由により資金不足となった場合、ソーシャルレンディングの投資家も損失を被る可能性があります。
maneoの手数料・税金は下記の通りです。
maneoでは、投資口座への入金にかかる手数料は投資家が負担します。
なお、手数料は各金融機関により異なります。
maneoでは、投資口座の資金を払い戻す際にかかる手数料は投資家が負担します。
なお、手数料は以下の通り、銀行により振込手数料が異なります。
金額 | 三菱東京UFJ銀行 | 他行宛 | |
---|---|---|---|
銀座支店宛 | 他支店宛 | ||
3万円未満 | 54円 | 108円 | 324円 |
3万円以上 | 162円 | 216円 | 432円 |
maneoが投資家に支払う分配金は源泉徴収税を控除した金額です。
なお、この源泉徴収額は、確定申告により控除できる場合があります。
詳細は税務署、税理士にご相談ください。
ソーシャルレンディングの税金について詳しく知りたい方は以下がおすすめです。
maneoでは、口座開設手数料、口座維持手数料、ファンドの取引手数料は全て無料です。
maneoの口座開設には、1.運転免許書などの本人確認書類、2.銀行口座情報が必要となります。
maneoの口座開設の流れを詳しく知りたい方は以下の記事がおすすめです。
maneoが開催するセミナーは多くの場合、maneoファミリーと合同で行っています。
内容は初心者投資家と既存投資家向けに分かれているものの、現在確認できる全ての回が初心者投資家向けの合同説明会となっています。
なお、2016年10月からは1ヶ月に2回、東京国際フォーラムにて開催されています。開催回ごとに参加事業者が異なる場合があるため、気をつけましょう。
最新のセミナー開催情報はmaneoのホームページにて確認できます。
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