金融商品取引法第52条第1項の規定および第51条の規定に基づき、2018年12月14日付けで行政処分が行われました。
トラストレンディングは日本国内の不動産を担保としたローンファンドを数多く組成しています。
ファンドには不動産担保がついているため、元本割れリスクの抑制が期待できます。
▲トラストレンディングのトップページ(2017年8月現在)
トラストレンディングは過去に募集したファンドのうち、1件を除いた全ての案件に担保が設定されており、 安全性を重視したファンドを募集していることが窺えます(2017年7月末時点)。
トラストレンディングは、借り手企業への貸出利息と、トラストレンディングの手数料にあたる営業者報酬の取得率を明らかにしており、投資家へ分配する利益を出来る限り高い利回りで実現できるよう努めるとしています。
ソーシャルレンディングの仕組みの構築や運用には、システム導入費や保守・管理費など多額の費用がかかりますが、 同社ではこれまで金融システムの開発・運営を行ってきた実績を基に、ソーシャルレンディングシステムの自社開発を行い、初期費用の大幅な削減を実現したとしています。
トラストレンディングは預託金口座を設けていないため、投資家は投資するファンドを選んでから入金を行います。 返金も預託金口座がないため、銀行口座に直接振り込まれます。
またトラストレンディングの最低投資額は10万円のものが多くみられます。
トラストレンディングのこれまでの累計成立ローン額は22億円を超えており、60本以上のファンドが成立しています。
また、現在までに募集されているファンドのほとんどが、国内の不動産を対象にしたローンです。
また、現在のところ、一人当たりの累積投資額は180万円となっています。
資金の使途はファンドの詳細に記載されていますが、集めた資金で不動産物件を取得したうえでリノベーション等を行い、物件の価値を高めて取得価格以上の価格で売却することを目的としたファンドが多い印象です(2017年7月末時点)。
トラストレンディングの募集案件は比較的高利回りです(2017年10月中旬時点、ZUU funding調べ)。 業界の平均利回りが8%であるのに対し、トラストレンディングは10%ほどです。
サービス開始以来、公表されている貸し倒れは1件もありません。
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トラストレンディングの運営会社であるエーアイトラスト株式会社の本社は港区に位置する。設立は2005年。
代表取締役は松本 卓也氏。
事業内容としては、売掛債権担保融資や不動産担保融資をはじめ、自社割賦並びに、クレジットシステム等、様々な金融サービスを提供。
エーアイトラスト社のプレスリリースによると、2017年7月より大蔵省(現:財務省)出身で、 現在も財務省の施設等機関である財務総合政策研究所において、客員研究員をしている豊岡俊彦氏を上級顧問として招聘。コンプライアンス体制を強化していくとしている。
トラストレンディングで考えられるリスクと安全性についてまとめます。
ソーシャルレンディングに共通するリスクではありますが、主に以下のようなリスクが考えられます。
トラストレンディングの貸付先企業が、何らかの理由により債務不履行(返済などの約束が果たせないこと。)となる場合、投資家が損失を被る可能性があります。
トラストレンディングが募集するファンドの多くには、担保が設定されています。このようなファンドでは、貸付先企業が債務不履行となった場合、 担保を売却するなどにより貸付額を回収しますが、担保価値の想定外の下落などにより担保割れが発生した場合には投資家が損失を被る可能性があります。
トラストレンディングを運営するエーアイトラスト社が、何らかの理由により資金不足となった場合、ソーシャルレンディングの投資家も損失を被る可能性があります。
また、トラストレンディングが募集するファンドの特性上、以下のようなリスクが考えられます。
昨今、都市部を中心に日本国内の不動産市場は活況を呈していますが、今後、金利や不動産への需要次第では不動産市場全体が値下がりする可能性があります。
そのような状況になった場合、本来想定していた価格で売却できなかったり、流動性が著しく低下すると、不動産担保ローンファンドにも影響が出る可能性があります。
ある程度分散投資を心がけておくことが重要となります。
分散投資の方法については以下の記事がおすすめです。
トラストレンディングの手数料・税金は下記の通りです。
トラストレンディングでは、投資口座への入金にかかる手数料は投資家が負担します。
なお、手数料は各金融機関により異なります。
トラストレンディングでは、出資したファンドで収益が生じた場合のみ、営業者報酬の名目で運用手数料が差し引かれます。
詳細は各ファンドの「契約締結前交付書面」で確認できます。
トラストレンディングが投資家に支払う分配金は源泉徴収税を控除した金額です。
なお、この源泉徴収額は、確定申告により控除できる場合があります。
詳細は税務署、税理士にご相談ください。
ソーシャルレンディングの税金について詳しく知りたい方は以下がおすすめです。
トラストレンディングでは、払戻し手数料(出金手数料)、口座開設手数料、口座維持手数料は全て無料です。
トラストレンディングの口座開設には、運転免許書などの本人確認書類、銀行口座情報、マイナンバー確認書類が必要となります。
トラストレンディングは不定期に口座開設キャンペーンを行っています。 キャッシュバックキャンペーンもあるので定期的にトラストレンディングのWebサイトを確認すると良いでしょう。
投資型クラウドファンディングメディアのクラウドポートニュースがトラストレンディングのセミナーに取材に伺いました。
セミナーでは、
などについて詳細に解説が行われました。
セミナーについてより詳しく知りたい方は以下の記事がおすすめです。
今後のセミナー情報は随時更新予定です。
最新の情報はトラストレンディングのWebサイトをご覧ください。
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