TATERU Fundingでは新規ファンドの募集を一時停止しています。(2018年10月1日時点)。
タテルファンディング(TATERU FUNDING)は株式会社TATERU(旧インベスターズクラウド) が施工・運営する国内アパート物件への投資が可能な不動産投資型クラウドファンディングサービスです
通常、不動産投資を行うには大きな元手資金が必要なところ、タテルファンディングでは小口で出資者としてアパート投資を体験できます。
これまで10年以上不動産物件の管理を行ってきた同社は、培ったデータを元に入居率が高く安定的な収益が期待できる不動産物件を選定しているとのことです。
また、案件には営業者であるタテルファンディング(TATERU FUNDING)も出資を行なっているため、投資家との共同投資といった仕組みを実現しています
▲タテルファンディングのトップページ(2017年8月現在)
不動産投資における担保には優先出資者と劣後出資者があります。債務者からの返済が滞った場合、 債権者は貸付に設定された担保や保証を使って回収を行いますが、シニアローンの債権者は優先的に回収することができます。
ソーシャルレンディング投資の場合、投資家が劣後出資者となることが多くみられます。
しかしながら、タテルファンディング(TATERU FUNDING)は、一般の投資家が優先出資者として、 親会社である株式会社TATERU(旧インベスターズクラウド)が劣後出資者となっています。
一般の投資家が優先出資者として投資することで、市況の悪化により不動産価値が下落した際でもリスクが抑えやすくなります。
劣後出資者・優先出資者についての詳細はこちらの記事をご参照ください。
タテルファンディング(TATERU FUNDING)を運営するのは東証一部上場企業である株式会社TATERU(旧インベスターズクラウド)です。
同社はタテルファンディング(TATERU FUNDING)以外にも、アパート投資・不動産投資とインターネットを掛け合わせた不動産テック領域の事業を多数展開しています
通常、ソーシャルレンディングではファンドの途中解約や譲渡は原則不可能です。
タテルファンディング(TATERU FUNDING)では条件付きで、ファンドの途中解約、譲渡が可能という特徴があります。
こうすることで、不動産投資やアパート投資の市況が変わった場合でも、貸し倒れリスクを投資家が避けやすくなります。
匿名組合への出資を利用した一般的なソーシャルレンディングの仕組みとは異なり、 タテルファンディング(TATERU FUNDING)は不動産特定共同事業法という枠組みにより、 ソーシャルレンディングに近い不動産投資・アパート投資のスキームを実現しています。
株式会社TATERU(旧インベスターズクラウド)は貸金業者ではないため、ファンドの投資対象になっている物件情報(物件名など)を開示すできるという特徴があります。
タテルファンディング(TATERU FUNDING)が募集するファンドの投資家は、その不動産の一口家主になったようなイメージを持つと近いかもしれません。
2016年4月にサービスを開始したタテルファンディング(TATERU FUNDING)は、2017年7月現在までに2億9120万円の金額を集めています。
ファンドの募集ペースは通常数ヶ月に1度となっています。
第1号、2号ファンドは先着順で、それぞれ1時間以内に募集を締め切りました。
また、第3号ファンド以降は抽選形式を取っていますが、中には9.4倍を超えるファンドもあったようです。
2017年7月末現在、TATERU FUNDINGで元本割れや延滞が発生したという情報は確認できません。
ただし、まだサービス開始間もないため運用終了したファンドは多くありません。今後の償還実績に注目されます。
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1979年生まれ、鹿児島県出身。高校中退後、三和エステート(株)へ入社。
2006年に株式会社TATERU(旧インベスターズクラウド)を設立、代表取締役に就任。
15年12月に東証マザーズへ上場を果たし、16年12月には東証一部へ市場変更。
タテルファンディング(TATERU FUNDING)に投資する際のリスク・安全性についてまとめました。
2017年7月の調査時点では、TATERU FUNDINGのすべての案件に「劣後出資」の形で株式会社TATERU(旧インベスターズクラウド)の投資が行われています。
物件の評価額が下がった際でも、評価額の下げ幅が劣後出資分までは株式会社TATERU(旧インベスターズクラウド)の投資分の損失となるため、 劣後出資での投資よりも安全性が高まります。
ただし、下げ幅が劣後出資の下げ幅分以上に下がった際には元本が保証されません。
TATERU FUNDINGを通じて投資したファンドは途中解約や譲渡をすることも可能です。
市場が変動する前にファンド解約ができるという点で安全性があるといえるでしょう。
TATERU FUNDINGの貸付先企業が何らかの理由で債務不履行となってしまった場合は投資家が損失を被る可能性があります。 また、貸付先企業からの返済が滞った場合は、担保権の実行により貸付金の回収を行いますが、この時点での担保評価の低下などにより、 出資金の全額を回収できない可能性があります。
TATERU FUNDINGの運営会社が何らかの理由で倒産などとなった場合、出資金の返済が困難になる可能性があります。
昨今、都市部を中心に日本国内の不動産市場は活況を呈していますが、今後、金利や不動産への需要次第では不動産市場全体が値下がりする可能性があります。
そのような状況になった場合、本来想定していた価格で売却できなかったり、流動性が著しく低下すると、TATERU FUNDINGのファンドにも影響が出る可能性があります。
ある程度分散投資を心がけておくことが重要となります。
タテルファンディング(TATERU FUNDING)の手数料・税金は下記の通りです。
TATERU FUNDINGでは、投資口座への入金にかかる手数料は投資家が負担します。
なお、手数料は各金融機関により異なります。
TATERU FUNDINGが投資家に支払う分配金は源泉徴収税を控除した金額です。
なお、この源泉徴収額は、確定申告により控除できる場合があります。
詳細は税務署、税理士にご相談ください。
ソーシャルレンディングの税金について詳しく知りたい方は以下がおすすめです。
TATERU FUNDINGでは、払戻し手数料(出金手数料)、口座開設手数料、口座維持手数料、管理手数料(運用手数料)は全て無料です。
TATERU FUNDINGの口座開設には、1.運転免許書などの本人確認書類、2.銀行口座情報が必要となります。
TATERU FUNDINGの口座開設の流れを詳しく知りたい方は以下の記事がおすすめです。
TATERU FUNDINGでは東京と福岡でセミナーを行っているようです。
最新のセミナー情報はTATERU FUNDINGのセミナーページからご確認いただけます。
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